Wi-Fi・SIMカード

中国で利用可能なWi-Fiレンタルを徹底比較!オススメのWi-Fiは?

アリババやテンセントと中国ではどんどんと世界で戦える巨大企業が出現し、現在進行形で進化し続けています。日本にも中国人の観光客が年々増え、彼らの裕福さが目に見えてわかるようになってきました。

実はそんな中国に私たち日本人の渡航数もどんどんと増え、今では150万人を超えます。ですが、そんな時誰しもが問題となるのが“Wi-Fi”。中国では日本と異なり、特別なセキュリティが組まれており、簡単にはWi-Fiを利用することができません。

そんな問題を解決するため、今回は中国のネット環境の仕組みや現地で利用することのできる“レンタルWi-Fi”を解説していきます。参考にしてください。

今回の記事のまとめ
・VPNとは個人専用の仮想ネットワーク
・中国では全ての情報を国家が管理している
・中国ではVPNを利用することで自由にネットサービスが利用できる
・国際データローミングの設定をオフにしないと高額請求がくる
・レンタルWi-Fiは使いやすく、低価格なので中国旅行にオススメ
・レンタルWi-Fiのバッテリーには注意
・GLOBAL Wi-Fi、イモトのWi-Fiがオススメ

中国の電波を使うのに不可欠である“VPN”とは

中国でネットを自由に使うには“VPN”というのが必要だということを聞いたことがある人もいるでしょう。ただ詳しくは理解していない人がほとんどだと思います。この機会に理解してしまいましょう。

VPNとは

VPNとはVirtual Private Network の略で直訳すると「仮想・個人的な・ネットワーク」となります。つまり、皆さん専用の仮想ネットワークを使った方が良いということです。

中国、日本に限らず、空港や駅、ホテルに設置してある無料の公衆Wi-Fiはセキュリティが甘く、個人情報が簡単に抜き取られてしまう可能性があります。特に中国はまだ発展途上ということもあり、裕福な日本人を狙ってのハッキングや詐欺目的で設置されたWi-Fiも多数存在すると言われています。

そんな中で何も対策をせずにWi-Fiを利用するというのはリスクが高いです。今一度、スマホやPCにおけるセキュリティというものを考え直すようにしましょう。

中国のセキュリティ“金盾”

中国はすべての情報を国家が統制していると言われています。テレビ、新聞、ラジオ、雑誌などは検閲に厳しく調査されていることは言うまでもなく、携帯電話の個人的なショートメッセージですら国家からの許認可制で運営されています。

そんな中国の情報環境において私たちは勝手にネットを利用することができません。その壁が「金盾」と言われるグレートファイヤーウォールです。この壁により、私たちが普段利用している“Google”、“YouTube”、“Twitter”、 “Instagram” 、“Line” 、“Facebook”は制限を受け、基本的に利用できません。日本では当たり前のように使っていたサービスが利用できないのは不便でしかありませんよね。

ですが、“VPN”を利用することでこれらのサービスを普段通り使えるようになります。簡単に解説すると“VPN”はこの金盾に穴をあけ、目的地まで連れて行ってくれるのです。ですから、中国でインターネットサービスを使うのに“VPN”は必須なのです。

VPNの選び方

中国で“VPN”を選ぶのであれば、VPNプロトコルが多い会社を選ぶべきでしょう。プロトコルとは名前のようなものになります。

例えば、あるVPNの会社が「L2TP/IPSec」のプロトコルのみを使用して接続できるサービスを提供しているとしましょう。そんな時に、中国政府が「L2TP/IPSec」をターゲットにして制限をかけるとその会社のVPNサービスは使用不可能となってしまうのです。

規制がかかった時に、複数のプロトコルに対応している会社であれば、このような事態を避けることができるのです。おそらく、皆さんはこの事態を甘くみているでしょう。しかし、ネット規制に厳しい中国はよく、VPNの規制があるそうです。なるべく安全で長く使うため、多くのVPNを使うことのできるサービスを利用しましょう!

海外でWi-Fiを使う際に必ず注意!国際データローミング

データローミングとは、契約している携帯会社の電波が届かないところに行った時、その携帯会社が提携している携帯会社の電波を利用できる仕組みのことです。

例えば、皆さんがauでスマートフォンを契約していたとしましょう。そうすれば日本のほぼどこでも4G/LTE回線を使ってインターネットを利用することができますよね。しかし、日本各地に散らばっている基地局は全てau本社のものではなく複数の子会社が運営したり設置したりしているのです。ですから、データローミングによって提携会社を判断し、通信を接続しているのです。

そしてこれは海外でも適用され、auが提携している海外の会社、子会社の電波を簡単に利用することができます。この“国際データローミング”は非常に便利な機能で、設定の変更などの必要が全くありません。

ただ、問題なのが料金。かつてはこの“国際データローミング”による帰国後の高額請求を「パケ死」と呼ぶほどでした。なぜこのような事態が発生するのかというと、“国際データローミング”は従量課金制だからです。つまり定額ではなく、使えば使うほど利用料金が発生してしまうということです。ただ、簡単な設定変更をすればこのような事態を避けることができます。その方法も記しておきますので参考にしてください。

国際データローミングの設定変更の方法

①モバイルデータ通信、データローミングの両方の設定をオフにする

まずは必ずこの2つの設定をオフにしましょう。これらをオンにしたままだと気づかないうちに携帯会社の海外パケットで超高額請求されることがあります。iPhoneやAndroidで少し設定の仕方が違うので別々に解説します。

iPhoneの場合
→設定→モバイルデータ通信→モバイルデータ通信をオフに

Androidの場合
→設定→その他の設定→モバイルネットワーク→データローミングをオフ→モバイルデータ通信をオフ
*順番を守るようにしてください

②アプリの自動更新やクラウドの設定を変更

iPhoneの場合
1)iCloud
→設定→Apple ID→iCloud→iCloudバックアップをオフ
2)iCloudフォトライブラリ・マイフォトストリーム
→設定→写真とカメラ→iCloudフォトライブラリ・マイフォトストリームをオフにする
*オフにする前にデータのバックアップは必ず取っておきましょう。写真が全て消えてしまう可能性があります。
3)アプリの自動ダウンロード
→設定→iTunes StoreとApp Store→オンになっている部分を全てオフに
4)Wi-Fiアシストのオフ
→設定→モバイルデータ通信→Wi-Fiアシストをオフに

iPhoneの設定は以上になります。設定な大きな変更になりますので必ずPCやクラウドでバックアップを取っておくようにしましょう。

Androidの場合
1)アプリ自動ダウンロード
→設定→アプリの自動更新→自動更新は一切しないに変更
2)クラウドストレージサービス
→設定→バックアップと同期→バックアップと同期をオフ

以上になります。渡航前の日本にいる時にこれらの設定をしておくと確実に“パケ死”を防ぐことができます。ぜひ事前に対策を講じておきましょう。

“レンタルWi-Fi”とは

最近よく“イモトのWi-Fi”が駅の広告やテレビコマーシャルで宣伝されているのでよく耳にすると思います。そしてまさに“イモトのWi-Fi”が適用しているのが“レンタルWi-Fi”なのです。レンタルWi-Fiとはその名の通りモバイルルーターを貸し出しするというサービスです詳しく紹介していきます。

“レンタルWi-Fi”のメリット

①データローミング、各キャリアの定額プランに比べ安い

海外でWi-Fiを使う方法は主に4つあるのですが、安全性や利便性を考慮すると“レンタルWi-Fi”が一番コストパフォーマンスが良く、安いと言えます。例えば、“データローミング”を日本での生活と同じように利用すると5万円以上かかるのがザラです。しかし、“レンタルWi-Fi”は1日あたり数百円から使えるものもあり、旅費を浮かせることができます。細かい価格帯は後述しますので参考にしてください。

②セキュリティ面に一切の心配なし

“レンタルWi-Fi”はデータ通信が全て暗号化されており、個人情報を取られたり、遠隔操作をされたりする可能性はありません。“VPN”について解説をしましたが、“レンタルWi-Fi”を借りるのであれば、機器がその役割を担ってくれるので、“VPN”サービスを利用する必要はありません。また、万が一トラブルがあったとしてもサポート体制が整っているので、早急に対処してくれます。

③空港での受け渡しができる

“レンタルWi-Fi”は空港での受け渡しができるので非常に便利です。中には現地の空港で借りて、現地の空港で返却することもでき紛失の可能性も少ないでしょう。また、旅行の準備の際、“Wi-Fi”に関することを失念していたとしても、空港ですぐに申し込みその場で借りることもできてしまいます。たった今、“レンタルWi-Fi”をググっている人でも、大丈夫なのです!

④機器の受け取り後、すぐに利用を開始できる

海外で最も安くデータ通信をするには“格安SIM”を利用する方法をとることです。格安SIMは一日あたり、500円以下で利用できますし、現地のSIMカードを使うと、現地の方同様にスマートフォンを利用することができます。ただ、使えるようになるまで準備が必要なのです。SIMフリーのスマートフォンを購入、もしくは現在使っている携帯のキャリアに問い合わせをし、SIMロックを解除してもらうなどの手続きが必要で、渡航前に準備をしておかないといけません。

しかし、“レンタルWi-Fi”は自宅にあるWi-Fiルーターと同じで電源を入れ、スマートフォン側にパスワードを打ち込むだけです。利用開始までが非常にスムーズなので、ストレスを被ることはないのです。

“レンタルWi-Fi”のデメリット、注意点

①バッテリーを気にしなければならない

“レンタルWi-Fi”はあくまでレンタル製品ですので古い機器が貸し出されると、バッテリーの消耗が激しく、数時間で電池切れということもあります。実際に口コミを確認してみると、クレームの大半がバッテリーに関することでした。前述した通り、受け取る方法は郵送と空港での受け取り、もしくはサービス会社での受け取りになります。郵送だと機器を吟味することは不可能ですが、その他の受け取り方法では係の人に頼めば最新のバッテリーを使わせてもらうことができると思うので、必ずアナウンスするようにしましょう。

②荷物になる

最近では非常にコンパクトなサイズのルーターも貸し出されていますが、なるべく手ぶらで動きたい方には邪魔かもしれません。また、荷物と感じることで紛失の可能性も非常に高くなりますし、落下による破損もあることでしょう。あらかじめオプションプランの補償をつけておくことで万が一の事態に備えておきましょう。

③通信容量が無制限ではない

スマートフォンを使いすぎると通信制限が訪れるのと同じようにレンタルWi-Fiには使うことのできるデータ容量が決まっており、使いすぎてしまうと通信制限がきてしまいます。コンビニや空港、ホテルにある公衆の無料Wi-Fiと併用することとでデータ量の節約ができるので試してみてください。

中国で利用できる“レンタルWi-Fi”

ここでは具体的に中国で利用のできる“レンタルWi-Fi会社”を紹介していきます。料金やデータ量も掲載しますのでぜひ、参考にしてください。

GLOBAL Wi-Fi

中国VPNプラン)

プラン名 回線 容量/日 料金/日
3Gプラン 3G回線 250MB/日 735円/日
3G大容量プラン 3G回線 500MB/日 805円/日
4Gプラン 4G/LTE回線 250MB/日 430円/日
4G大容量プラン 4G/LTE回線 500MB/日 630円/日

HP: https://townwifi.com/

“GLOBAL Wi-Fi”は国内の13空港での受け取りが可能で、24時間の電話サポートがあるところが特徴です。ここまで解説してきました通り“レンタルWi-Fi”は安全で使いやすいのが特徴ですが、やはり海外旅行となるとトラブルはつきものです。そんな時日本人の電話サポートがあるというのは非常に心強いことで、特に業界トップを走ってきた“GLOBAL Wi-Fi”は対応も素晴らしいです。快適な旅行を楽しむためにもぜひ利用してみてください。

“イモトのWi-Fi”

プラン例)

プラン名 回線 容量/日 料金/日
4G大容量プラン 4G/LTE回線 500MB/日 700円/日
4Gギガプラン 4G/LTE回線 1GB/日 1120円/日
30日パック3G 3G回線 1GB/日 14200円
30日パック4G 4G/LTE回線 1GB/日 23000円

HP: https://www.imotonowifi.jp/about/

知名度No.1の“イモトのWi-Fi”は空港受け取りが少ししにくいという点を除けば、“海外レンタルWi-Fi”界ではトップと言っても過言ではないでしょう。料金も安いですし、世界中どこの国に旅行へ行ったとしても利用することができます。また、セキュリティ面・サポート面も優秀なので、ぜひ利用してみてはいかがでしょうか。

まとめ

いかがでしたでしょうか。中国の情報管理は少し特殊で注意すべき点があります。前半に解説しました通りVPNを利用した方が、より安全かつスムーズにネットサービスを利用できます。ただ、“レンタルWi-Fi”を使ってしまえば、その役割を機器が担うので少し難しい“VPN”関係のサービスを利用する必要はありません。もちろんVPNについて知っておいた方が良いとは思います。しかし、なかなかそこまで注意が向かないと思いますので、手っ取り早く“レンタルWi-Fi”を申し込んでしまいましょう。快適な中国旅行をお楽しみください。

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