Wi-Fi・SIMカード

格安SIMのスペックとは?性能を徹底解説

テレビのCMや電車の広告で“格安SIM”のワードをよく目にする昨今ですが、果たしてその性能はいかがなものなのでしょう。

そこで今回は最近話題の格安SIMについて性能や価格など詳しく解説していきます。ぜひ参考にしてください。

 

そもそもSIMとは

みなさんは普段、Wi-Fi環境下でない場所でスマートフォンを使いますよね。そんな時も動画閲覧やSNSへの投稿、ネットサーフィンが普通にできていると思います。

実はそれらのデータ通信の役割を果たしているのがSIMカードなのです。みなさんが契約している携帯会社のSIMカードがスマホに挿入されることにより、契約通りのデータ通信量や速度、専用の電波を使えるということなのです。

逆に考えれば、それらを取り出してしまえば、Wi-Fi環境下でなければオンライン接続や通話はできません。小さなチップ1枚が非常に大きな役割を果たしています。

またSIMカードにはスマホの種類や型によってサイズが異なります。

①標準SIM
折りたたみ式携帯いわゆる、ガラケーやiPhone3G・3GS、初期の3G対応スマートフォンで利用されています。現在はほとんど使われていません。

②microSIM
iPhone4/4Sや2014年冬以降のAndroidスマートフォンに多く利用されています。2〜3年前の格安スマートフォンで採用されており、現在新しく売り出されているガラケーなどにも使われています。

③nanoSIM
iPhone5以降のiPhoneや2014年以降のAndroidスマートフォンで利用されています。また現在販売中のスマホはこのサイズが主流となっています。

みなさんが格安SIMを契約する際やプリペイドSIMを購入する際には自分が使っている端末がどのサイズが採用されているのかを調べてから購入するようにしましょう。

ただ、現代では“マルチSIM”というのも売り出されており、全サイズ対応のSIMカードもあります。“マルチSIM”は自分の端末のSIMカードのサイズに合わせて切り離すというものです。プリペイドのSIMカードに多いタイプとなっていて非常時や追加のデータ容量が必要な時に使う方が多くなっています。

スマホの料金体系

今回は“格安SIM”ということで紹介をしていくのですが、実際、みなさんが契約している大手携帯会社はどのような料金体系でどれほどの費用がかかっているのか再確認すると、格安SIMの便利さをより感じることができると思います。

ですから、まずはどのような料金体系となっているのかを確認しましょう。

au “iPhone Xs” 新規契約の料金

1ヶ月あたり10127円以上

機種代金 72240円(3010×24回)
データ容量 20GB(フラットプラン)
通信料金 7117円/月
容量 256GB

auで最新の“iPhone Xs”を新規契約すると1ヶ月あたり1万円以上もかかってしまいます。たとえ機種代金の7万円を差し引いたとしても一月約7千円。あまりにも通信制限にかかってしまう人が多いのでフラットプランやソフトバンクではギガ盛りのサービスが出てきましたが、まだまだ高くなっております。

SoftBank “Google Pixel 3”

1ヶ月あたり 9588円以上

機種代金 98400円(2050×48回)
データ容量 50GB
データ定額 5980円/月
通話プラン 2700円/月
ウェブ使用料 300円/月
容量 64GB

最近話題の“Google Pixel 3”ですが、機種代金が非常に高く3年で機種代金を払い終えるプランにさせていただきました。ただ、こちらも機種代金を考えないとしても9000円近くの料金がかかってしまいます。

大手の携帯料金は非常に高い ボッタクリである

実質機種代金無料と謳っているプランも他にはありますが、月の料金が高いので正直なところあまり大きな差はありません。大手の携帯会社は実質寡占の状態にあり料金がなかなか下がりません。

むしろ、海外の最新機種のリリースに便乗しその料金をどんどんとあげ、大儲けしているのです。

みなさんは勘違いしているかもしれませんが、月額制は特に消費者は損をしているのです。2年契約という縛りであるのにも関わらず月の料金で見せることにより、あたかも安く思い込ませているのです。

例えば、月5000円の2年契約だとしましょう。一見安く思えるかもしれませんがこれは12万円のものを購入しているということになるのです。最近では公共のWi-Fiが増えたり、自宅に固定Wi-Fiを置いたりする人が非常に多くなりました。ですから、スマホでオンライン接続をするのにそこまで不便はなくなったはずです。それなのに、日本人特有の便乗精神により大手の携帯会社を契約してしまうのです。

今一度、ご自身のプランを見直してはいかがでしょう。

格安SIMと大手キャリアの料金比較

①通信回線

  • 大手キャリア:自社の通信回線
  • 格安SIM:大手キャリアから通信回線を借りている

大手のキャリは独自の通信基地局があります。基地局とは電波の発信源となる基地のことです。もちろん大手の通信会社は日本の全国各地、または海外にも基地局があるくらいで現在では山奥でもオンライン通信ができるくらい普及しています。

そこで格安SIMの会社は大手の基地局を借りる、すなわち回線を借りているので大掛かりな設備投資の必要がなく、メンテナンスなどの費用もかからないため安く販売されているのです。地域によっては格安SIMの電波受信が悪いこともあるそうですが、“どこの会社の回線を借りていて”、“どこの地域に基地局が多い”のかを把握してしまえば、そのような問題が発生することなく利用できてしまいます。

②料金の比較 例(3GB通話プラン)

  • 大手キャリア:約4000円/月
  • 格安SIM:約1600円/月

機種代金を抜いて計算するとこれだけの差が出てきます。前述しました通り、これが2年契約だとすれば数万円の差が出ます。また、大手のキャリアで契約すると無料オプションを強制的に付けられ、解約を忘れると月々の料金が膨れ上がります。

確かに、便利さを追求すれば大手のキャリアを利用した方が良いと思いますが、みなさんが使うにはオーバースペックだと思います。むしろ、動画の読み込みが早くなったり、ギガ数が増やしたりすることにより、スマホに時間をどんどん奪われているのではないでしょうか。それらを削るだけで自由な時間が増えますので一度見直しましょう。

③プランやオプションの比較

  • 大手キャリア:定額プラン、家族割が充実
  • 格安SIM:毎月のように変更可能

プランやオプションに関しては大手キャリアも格安SIMも豊富で自分にあったものが選べると思います。特に大手のキャリアであれば学割や家族割、その他の契約を同時に行うと大幅な割引をしてもらえるので活用する他ないでしょう。

また、格安SIMの会社は割引のプランは少ないですが、強制的に2年契約をさせられることはないのでデータ容量や、速度または乗り換えまで様々な会社で試すことができます。より自分に合ったのを選ぶことができるのは格安SIMの方でしょう。

④通信速度

  • 大手キャリア:田舎や森の中でも安定して使える
  • 格安SIM:大手キャリアには劣り、時々遅い時がある

前述した通り、格安SIMは電波を大手のキャリアに依存しているので、大手キャリアと比較すれば劣ってしまうのが当然です。ただ、都会に住んでいる人や、そこまで遠出しないという方に関しては全くと言って問題はないと思います。ただ、大手キャリアが提供しているサービスは圧倒的な信頼感と実績がありますのでやはり、“速度重視”で考えている人は大手キャリアを契約して方が良いかもしれません。自分に合ったものを選びましょう。

格安SIMのメリット・デメリット

やはり、高いものは性能が良いですし、安いものはそれに比べ性能が劣ってしまいます。ただ、それらのメリット・デメリットを知ることにより自分にはどれくらいのスペックが必要であるのか、高いものの値段が適正であるのかを知ることができます。ぜひ、参考にしてください。

格安SIMのメリット

①とにかく月額料金が安い
これに関しては先ほどから解説しています通り、大手キャリアにくらべその月額料金は非常に安くなっています。実際楽天モバイルとauの料金を比べると最大4000円/月の差がありました。今やLINEで電話をする人が多くほとんど通話をする人がいなくなってきましたが、その通話料金においても格安SIMは安くなっています。名前の通りとにかく安いのが“格安SIM”の1番の特徴です。

②一部のアプリの通信が使い放題になる
最近では一部アプリの通信を使い放題にしてしまう“カウントフリー”なる格安SIMが登場しています。代表的なのは「BIGLOBEモバイル」でYouTubeやAbemaTVなどの動画コンテツの通信を解放してしまっています。みなさんも大手キャリアの携帯を使っていて通信制限を経験したことがあると思いますが、どのような時にそのような状態になってしまうでしょう?そうです、動画を見すぎてしまった時です。そんなデータ容量が必要な動画の通信をフリーにしてしまうというのは実質通信し放題のような状態です。

また、他にもLINEやInstagramの通信もフリーにしている会社もあるそうなので利用してみてください。

③1ヶ月ごとの契約が可能
大手のキャリアは基本的に2年契約で2年経つと最新の機種に変更させ囲い込む仕組みになっています。消費者の私たちはそれらに気づかず“セカンドオピニオン”を取り入れることのできない状態に知らぬ間になっているのです。しかし、格安SIMは1ヶ月という短期間で契約が終了するのでさまざまな会社を試すことができます。もちろん会社によってサービスや電波の状況、速度が違ってきますので実際に使ってみて決めるのが良いです。

④端末とSIMカードの契約が別である
一見、端末とSIMカードの契約が別であると面倒に思えるかもしれませんが、大手のキャリアは端末とSIMカードの組み合わせで通信料金を変えていますので無駄に高くなってしまうことがあります。

例えばiPhoneを契約しようとしている人には通信料金を高く設定しています。理由は簡単でiPhoneユーザーはiPhoneを使う時間が長いからです。ですから相対的に通信料金を取った方が大手のキャリアとしても割にあうということになるからです。

ただ、一方の格安SIMはSIMカード単体、つまり通信に対してだけ料金を課しているので端末ごとに料金を変えられることはありません。それも安さの一つでしょう。

格安SIMのデメリット

①キャリアメール・キャリア独自機能が利用することができない
「@docomo.co.jp」、「@ezweb.ne.jp」、「@softbank.ne.jp」などのキャリアメールはもちろんのこと利用することはできません。これらはEメールに分類され、様々な個人情報の登録の際に役立ちますが、Cメールでも十分にその役割を果たすことができるのでそれほど大きなデメリットではないでしょう。

また、auやSoftbankはカフェやホテル、カラオケに公衆のWi-Fiを設置しており、便利ですがそれらを利用することもできません。ただ先ほど紹介した通り、決まったアプリの通信量をフリーにしてしまうサービスもあるのでこれらのデメリットを回避することはできます。

②LINEのID検索ができない
LINEのID検索機能は大手通信キャリアの年齢確認サービスが利用されており、格安SIMを使うと認証されません。ですから、LINEID検索をすることはできなくなっているのです。

しかし、ふるふるやQRコードで友達の追加ができるのでそれらを利用すれば大丈夫です。その他にも年齢認証ができず多少使えない機能が他のSNSなどで出てくるかもしれませんが、問い合わせたり、予備の認証システムがあったりするので大丈夫です。諦めず探しましょう。

③通信速度が遅い時間帯がある
スマホを利用する人が特に多い12時付近は通信速度が遅くなることがあります。もちろん、料金が高い大手キャリアの通信が優先されるからです。ただ、お昼時はWi-Fi環境下にいる方が多いと思いますので、迷わず接続をしましょう。

Wi-Fi接続のサポートに4G/LTE回線があれば十分に動画再生などをスムーズに行うことができます。また、遅いと感じたら、一度機内モードにしてから、接続し直すと解消されることがあるので試してみてください。

おすすめの格安SIM

UQ mobile

プラン例)

プラン名 データ通信量 月額料金 通信回線
おしゃべりプランS 3GB 1980円 au
おしゃべりプランM 9GB 2980円 au
おしゃべりプランL 21GB 4980円 au
ぴったりプランS 3GB 1980円 au
ぴったりプランM 9GB 2980円 au
ぴったりプランL 21GB 4980円 au
データ高速+音声通話プラン 3GB 1680円 au
データ無制限+音声通話プラン 無制限 2680円 au

(UQモバイルホームページ:https://www.uqwimax.jp/shop_m/)

おすすめポイント)
・契約前のお試しができる
・デザリング、SMSなどのオプションが無料

「Try UQ mobile」という正式契約の前にお試しで電波を利用することができるサービスがあります。これは格安SIMを提供する会社では初の試みで最大のメリットとなっています。これにより、口コミや評判が上がりCMもどんどん行うほどの資金力にまでなり上がりました。また、大手のキャリアでは有料のオプションとなっているデザリング機能など無料で使えるオプション機能が豊富です。

格安SIMを使おうかどうか迷っている人は一度試しで「Try UQ mobile」を利用してはいかがでしょうか。無料ですのでおすすめです。

mineo

プラン例)

プラン名 データ通信量 月額料金 通信回線
デュアルタイプ500MB 500MB 1310円 au
デュアルタイプ3GB 3GB 15100円 au
デュアルタイプ6GB 6GB 2190円 au
デュアルタイプ10GB 10GB 3100円 au
デュアルタイプ20GB 20GB 4680円 au
デュアルタイプ30GB 30GB 6600円 au

(mineoホームページ:https://mineo.jp/ )

おすすめポイント)
・データ通信のパケット繰越に対応
・パケットのシェアが可能

データ通信のパケット繰越に対応しているのは非常に便利な点であります。毎日、もしくは毎月のように通信制限に達するくらいスマホを使う人は多くないと思います。そこでデータ量の繰越があれば使いすぎた月があったとしても普段あまり使わなければ通信制限に達することはないでしょう。また、パケットのシェアが可能でユーザー全体でフリータンクをシェアします。もちろん家族でのシェアも可能ですが、ユーザー全体でシェアすることにより、より多くのデータを使うこともできます。

LINEモバイル

プラン例)

プラン名 データ通信量 月額料金 通信回線
LINEフリープラン 1GB 1200円 ドコモ・Softbank
コミュニケーションフリープラン(3GB) 3GB 1690円 ドコモ・Softbank
コミュニケーションフリープラン(5GB) 5GB 2220円 ドコモ・Softbank
コミュニケーションフリープラン(7GB) 7GB 2880円 ドコモ・Softbank
コミュニケーションフリープラン(10GB) 10GB 3220円 ドコモ・Softbank
MUSIC+プラン(3GB) 3GB 2390円 ドコモ・Softbank
MUSIC+プラン(5GB) 5GB 2720円 ドコモ・Softbank
MUSIC+プラン(7GB) 7GB 3280円 ドコモ・Softbank
MUSIC+プラン(10GB) 10GB 3520円 ドコモ・Softbank

(LINEモバイルホームページ:https://mobile.line.me/)

おすすめポイント)
・カウントフリーシステム
・トーク画面でのお問い合わせ

前述しました「カウントフリー」を採用しているのがこのLINEモバイルになります。LINEを頻繁に使う方には非常に便利なサービスですよね。また、LINEを使って即時にお問い合わせをすることができます。メールや電話だと対応までに時間がかかりますが、自動応答で即時に対応してくれるのでトラブルも安心して解決をすることができます。最近はCMを本田翼さんが出演しており人気も上がってきたおすすめの格安SIMです。

まとめ

いかがでしたでしょうか?格安SIMが非常に便利であることを理解できたと思います。もし、少しでもスマホの料金を落として使いたいという方はぜひ、契約を見直してみてはいかがでしょうか。この記事を参考にしていただけると幸いです。

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